経済・文化評論室

エコノミストであり、物語を愛するヲタクでもある。

P.S. I LOVE YOU

泣ける映画を探してP.S. I LOVE YOUとかいうのをみました。涙ちょちょ切れ系。泣かそうとしてくるので、泣けます

ざっくりいうと、最愛の夫を亡くし悲しみに暮れる未亡人のもとに生前の夫から何通かの手紙が届きます。その手紙の内容は、彼女が夫の死を乗り越え、新しい人生を歩むためのものでした…。みたいな話です。

 

内容は上述のプロットそのまんまなんで特に解釈とかはないんですけど、印象に残ったのは次の2点。

①夫婦の喧嘩のシーンから始まること

逆説的ではありますが、お互いのことをいかに愛しているかということを表現するにあたって喧嘩のシーンから始まるというのは非常に効果的だなと思いました(常套手段?)。喧嘩からの仲直りという感情の振幅が二人の関係性を際立たせるといいますか…仲直りセックスが一番燃えるという説も納得ですね。ちなみに先にあらすじ知ってたので、最初の夫が生きてる段階で既に若干泣きました

 

②音楽が良い

アコギとストリングスを主体にテンションノートを多用したさわやか切ないBGMが、かなり泣かせに来ます。夫が死んでる話なので、プロット自体は陰鬱なのですが、BGMはどれも少し明るさが残されている曲調となっています。とはいっても、明るさとしてはIVmaj7ぐらいですかね。暗い曲流されるより泣けます。

 

ちなみに個人的には前半の方が泣けて、後半はそうでもありませんでした。でも、これは夫を失った主人公が徐々に立ち直って行く話なので、それを踏まえるとむしろ正しいのかも知れませんね。

 

あと英語が字幕ありでも難しかった。 

 

以上